スポーツ 一般

スポーツを楽しむ権利の実現

スポーツガバナンス実践ガイドブック─基礎知識から構築のノウハウまで─

スポーツガバナンス実践ガイドブック─基礎知識から構築のノウハウまで─スポーツにおけるグッドガバナンス研究会編(民事法研究会発行、2014年7月)

スポーツ団体のガバナンスの必要性を不祥事事例で理解し、その実現の方法が具体的、実践的にわかる書籍です。
 第1部では、「事例にみるガバナンスの実情と課題」として、各スポーツ団体における過去の不祥事事例等にみる問題点、対応の実態および今後の課題を分析し、第2部では、「グッドガバナンスの構築と実践」として、グッドガバナンスの必要性、構築と実践(事前の防止策、不祥事・紛争の対応)を解説しています。
 巻末には、自らチェックすることでガバナンス度の確認ができる「実践ガバンナンスチェックリスト」を収録しています。






すぐれた選手・チームを育てるのに指導者には何が求められているのか

暴力に頼らない指導をめざして
 (財)日本体育協会スポーツ少年団は、毎年、「ジュニアスポーツの育成と安全・安心フォーラム」を開催しています。
 2013年度のフォーラムは、「暴力に頼らない指導」をテーマに2013年12月8日香川県で開催されました。
 私は、特別講演の演者として、暴力ではすぐれた選手・チームを育てることはできず、暴力に頼らない正しい指導をすることの重要性について話をさせていただきました。

 正しい指導方法とコミュニケーション能力をマスターした指導者が求められています。






大相撲におけるIntegrity

大相撲におけるIntegrity問題-八百長問題を中心に(日本スポーツ法学会年報20号、2013年)

 日本相撲協会の八百長問題の特別調査委員会の委員を担当した一人として、調査の経験を踏まえて、過去の研究成果や報道を再考し、大相撲でどうして八百長が生じたのか。その原因を解明し、再発を防止するための提言をし、大相撲におけるIntegrityを確立するために何が必要かの提言をまとめた論考です。








スポーツにおける暴力の根絶

スポーツにおける真の勝利-暴力に頼らない指導(エイデル研究所、2013年)

 スポーツにおける暴力。どうしてなくならないのか。それは、暴力で強いチーム、強い選手をつくれるという「神話」を支えるアスリート、指導者、保護者とアスリートを支える人々。暴力根絶を目指す人々は四面楚歌というのがこれまでの実態。真の勝利を目指すには暴力に頼らない指導を普及することが不可欠。これが本書のコンセプトです。各競技のトップの指導者の方々の協力を得られたのが本当に幸せです。






スポーツ基本法

詳解スポーツ基本法(成文堂、2012年)

 日本スポーツ法学会が総力を挙げて刊行したスポーツ基本法の解説書です。
 私は、障害者スポーツの部分を担当しました。












競技団体のガバナンス

競技団体のガバナンス強化をどう実現するか(スポーツ白書、2011年)

 笹川スポーツ財団は4年に1度スポーツ白書を発刊しています。
 2010度スポーツ白書では、トピックスとして、競技団体のガバナンス強化をどのように実現するのかという部分を担当しました。










インフルエンザとスポーツ活動

インフルエンザとスポーツ活動
 (財)日本体育協会スポーツ少年団は、毎年、「ジュニアスポーツの育成と安全・安心フォーラム」を開催しています。
 2010度のフォーラムは、「インフルエンザとスポーツ活動」をテーマに2010年1月31日名古屋市で開催されました。
 私は、日高哲朗(千葉大学教育学部教授)座長の下、原光彦先生(東京都立広尾病院小児科医師)と共に、「新型インフルエンザとスポーツ大会の開催」というテーマで報告を担当しました。
 2009年の新型インフルエンザ蔓延時には、競技団体は、予定されていたスポーツ大会を実施するのか否か、感染が疑われるために参加不可とする選手をどのような基準で決めるのか、地区予選の大会が開催不能となった場合には全国大会に誰を派遣するのか、などの問題をめぐって、各地から様々な悩みが寄せられていたため、このテーマでの開催となりました。
 感染症の感染力の強さ、感染した場合の結果の重大性、そのスポーツ大会開催の重要性とを総合的に考慮して、一つ一つの問題を解決していくことになるため、画一的な答えとはなりませんでしたが、解決の視点は整理されたかと思っています。
 ジュニアスポーツに限らず、スポーツ大会の運営の参考になれば幸いです。






スポーツ団体におけるコンプライアンス

スポーツ団体におけるコンプライアンス-我那覇選手CAS仲裁事件などの事例を通じて
(松本泰介弁護士との共著、自由と正義2009年8月号)
 Jリーグは、我那覇和樹選手が脱水の治療のために点滴静注を受けたことをドーピングだとして制裁を科しましたが、スポーツ仲裁裁判所(CAS)は2008年Jリーグの制裁を理由がないとして取り消しました。この事件を通じて、スポーツ団体のコンプライアンスを考えております。
(※本データは権利者の承諾を得て掲載しています。無断での転載・複製等は厳禁いたします。)






スポーツ法と私

スポーツ法と私(法の支配145,p74-86,2007)
 日本法律家協会の機関誌です。
 「スポーツ法全体を概観するような原稿はテーマが重い!と思って躊躇をしていたところ、編集委員会から『気軽に自由なテーマで書いてもらって良いですから』と一声かけられたので、これに甘えて、私がスポーツ法の世界に入り、そしてはまってしまい、これからもこの世界で歩もうしている思いを語ることとした。」
(※本データは権利者の承諾を得て掲載しています。無断での転載・複製等は厳禁いたします。)