市民の人権を守る

障がい児教育

障がい児教育を守る

東京都教育委員会の障がい児教育の攻撃の一貫としての元都立七生養護学校校長に対する降格・懲戒処分を取り消した判決 東京地裁2008年2月25日判決(裁判所ウェブ掲載) 東京高裁2009年4月9日判決(判例集未掲載) 最高裁2010年2月3日決...
スポーツ外傷・障害

運動器のアンチエイジング 高齢者のスポーツ傷害補償と保険【関節外科27巻9号、2008年】

「関節外科」の「運動器のアンチエイジング」の連載の一つです。「関節外科」27巻9号(2008年9月)における「高齢者のスポーツ傷害補償と保険」のテーマの記事です。 ①スポーツ傷害と保険制度を概説し、②普及率の高いスポーツ安全協会の「スポーツ...
医療トラブル

転倒予防医学百科【日本医事新報社、2008年】

転倒事故判例から見た転倒の原因と対策 (転倒予防医学百科,2008年) 判決となる転倒事故は、転倒により死亡、重篤な障害を残すなどの重大事故事例が大半を占めています。転倒事故の中でも、特に重大事故につながる転倒事故の防止が肝要です。最近の傾...
スポーツ外傷・障害

安全な公園の実現を目指して

危険な状態を放置していた公園管理者の責任をただす 東京地方裁判所2008年7月11日判決 (判例時報2037号66頁,判例タイムズ1301号192頁)  文京区立西片児童公園の公道との出入口には、「とびだすな!!文京区」という看板が掲示され...
スポーツ外傷・障害

公園でのキャッチボール中のボールが胸部に当たった心臓震盪死事故判決-仙台地判平成17年2月17日【日本スポーツ法学会年報12号、2005年】

公園でのキャッチボール中のボールが胸部に当たった心臓震盪(しんとう)死事故判決-仙台地判平成17年2月17日の判例評釈です。 小学校4年生が、公園で、軟式ボールを使って友人とキャッチボールをしていたところ、それたボールが10歳の児童にあたり...
医師と患者とのコミュニケーション

医療機関と個人情報保護【治療87巻4号、2005年】

個人情報保護法は2003年に成立し、約2年間の猶予期間を経て、2005年4月から完全実施されました。2年間の猶予期間で十分な対応を準備することが期待されていましたが、現実には最近になってようやく対応を検討しだしたという事業者が少なくありませ...
マンション居住者の権利

マンション居住者の権利擁護

管理人室はマンション居住者全員の共有財産 横暴な分譲業者から居住者の権利を守る 東京地方裁判所1998年12月21日判決 (判例タイムズ1066号274頁)  庭園やプール等の設備が設けられたリゾート型高級マンションです。管理人が常駐してい...
過労死

68歳警備員の脳梗塞死と労災認定 労働保険審査会1998年6月30日富士保安警備事件裁決の意義【労働者の権利227号、1998年】

68歳の警備員が、連続38時間の病院での警備業務に従事中、脳梗塞により死亡した富士保安警備事件で、労働保険審査会は、1998年6月30日、労災保険不支給処分を取り消した。 富士保安警備事件は、使用者である㈱富士保安警備に対する損害賠償請求と...
中小企業者の権利

下請業者の権利を守る

下負代金を支払わずに請負業務の履行を強制する元請業者の要求を「不安の抗弁権」で退ける 1997年8月29日東京地方裁判所(判例時報1634号99頁)  内装工事についての元請会社の下請会社への不当な要求を、「不安の抗弁権」を理由に下請会社の...
スポーツ外傷・障害

中高年のスポーツ医学【南江堂、1997年】

「望月浩一郎:中高年者のスポーツ事故における法的責任、中高年のスポーツ医学(田島直也、武藤芳照、佐野忠弘編)、p180-183,1997,南江堂」より許諾を得て転載。無断での転載・複製等は厳禁いたします。)