スポーツ指導者

スポーツ外傷・障害

「落雷は防げないが 落雷事故は防げる」【日本高等学校野球連盟2009年3月20日外の講演資料】

私は、2008年以降、日本高等学校野球連盟、第二東京弁護士会スポーツ法政策研究会、日本スポーツ仲裁機構及び大阪弁護士会、各地のスポーツ少年団などにおいて落雷事故予防を語って来ました。 これらの場で、落雷事故予防のための配布資料を求められてお...
スポーツ外傷・障害

指導現場でのトラブル回避のための基礎知識【Helth-Network、2008年9月号】

スポーツ事故を防ぐためにはどんな知識が必要か、どんな場合に管理者責任を問われるかなどについて、具体的な事故や問題について解説しています。解説をした事例は次のとおりです。 1 スピード社の水着(レーザー・レーサー(LR))を、北京オリンピック...
スポーツ外傷・障害

運動療法ガイド-正しい運動処方を求めて改訂4版【日本医事新報社、2006年】

運動は健康に不可欠であり、医師が運動処方をする際の基本書です。私は、第3版に続き第4版でも「運動療法・運動処方に伴う事故の事例と法的問題」を解説しています。 運動療法・運動処方における診療契約上の義務を、①治療目的である疾患との関係で適正な...
スポーツ外傷・障害

熱中症事故の予防と対策-判例から導く施設管理者の義務と責任【月刊体育施設35巻7号、2006年】

月刊体育施設35巻7号(2006年4月)は熱中症事故の予防と対策の特集号です。 判例から見た熱中症事故の予防と対策を紹介しました。熱中症に関して、指導者・施設管理者の責任が問われた事件で公判集に掲載された事件は14事件(内刑事事件2件)16...
スポーツ外傷・障害

プールでの事故と補償【HEAlTH NETWORK2001年7月号】

HEALTH -NETWORKは、日本エアロビックフィットネス協会の機関誌です。インストラクターに対する事故予防のポイントのインタビュー記事です。プールを有する施設が多いため、プールでの事故と補償の問題を解説しています。
スポーツ外傷・障害

インストラクターとしての事故予防【HEALTH NETWORK2001年6月号、2001年】

HEALTH -NETWORKは、日本エアロビックフィットネス協会の機関誌です。インストラクターに対する事故予防のポイントのインタビュー記事です。「免責約款があれば大丈夫!」という間違った対応をしないように判例に基づいてインストラクターの義...
スポーツ外傷・障害

スポーツ施設における管理者責任・使用者責任【スポーツジャーナル235号、2001年】

スポーツ施設利用契約の当事者は、スポーツ施設の運営主体であるスポーツクラブなどの運営主体(以下「運営主体」という)である。契約上の責任は、契約当事者の運営主体が責任を負うことになり、「館長」「支配人」などの肩書きで現実に管理を担当する個人は...
スポーツ外傷・障害

ジュニアスポーツと安全【日本スポーツ少年団監修、三省堂、2000年】

ジュニア期の子どものスポーツには夢があります。 しかし、ときおり頭の隅をよぎるのはケガや事故の心配です。危険に対する判断能力が未発達なジュニア期のスポーツ指導においては、安全対策には、どんなものがあるでしょうか。 ことさらスポーツ事故を恐れ...
学校スポーツ・体育

卓球台を小学生に収納させる際の教師の責任-大阪高裁平成9年11月27日判決【SECURITY SPORTS LIFE2号、1998年】

収納中の折り畳み式卓球台を小学生に収納させた際に卓球台が転倒し、児童の1人が下敷きとなり傷害を受けた事故についての大阪高裁1997年11月27日判決(判時1636号63頁)の判例評釈です。  スポーツでは様々な用具を使用し、これの安全性が問...
スポーツ外傷・障害

県立高校において正課の授業としてラグビーのモールを練習中、事故-福岡高裁平成9年7月15日判決【SECURITY SPORTS LIFE2号、1998年】

心臓疾患を有する小学校6年生がマラソン練習中に急性心不全死した事故についての大阪地裁堺支部平成5年12月12日判決の判例評釈です。  この判決では、学校側の責任は否定されていますが、現在では、学校における心臓検診の医学的水準が向上しており、...