スポーツにおける真の指導力-部活動にスポーツ基本法を活かす【エイデル研究所、2014年】

 スポーツ指導者にとって必要な指導力は、安全にスポーツを行える環境を整備し、指導する力を基礎として、スポーツを楽しむというプレイヤーの希望を実現することの手助けです。
プレイヤーの希望は、スポーツ自体を楽しむことに加えて、競技力の向上、スポーツを通じた人の輪を広げること等多岐にわたります。
指導者のための指導ではなく、プレイヤーのための指導をするための「スポーツにおける真の指導力」を得るための書籍です。
本書は、①「日本に真のスポーツ文化を根づかせるために-スポーツ基本法の意義と果たす役割」についての座談会、②バレーボール、野球、サッカー、柔道のすぐれた指導者の指導の紹介、③「スポーツにおける真の指導力」に関する論文等から構成されています。
私は、
(1) 「スポーツ部活動から暴力をなくすために何が必要ですか?」
(2) 「スポーツ指導における暴力根絶に何が必要ですか-JOC アンケートの分析から」

という2つの論文と
(3) 「スポーツ指導者養成のあるべきカリキュラム」
(4) 「学校事故が起こった時、何が求められているのですか」
という2つのコラムを執筆しました。