ガバナンス

スポーツ団体の制裁

日本高野連の盛岡誠桜高校野球部に対する厳重注意-高校運動部活動と競技団体の規則との関係-

日本高等学校野球連盟は盛岡誠桜高校野球部に対して、2月19日、2度目の厳重注意をしたことを発表した。これは、メディアでも様々報じられた。 私は、同日、基本的な視点を、「『学生野球を行う機会』・『学生野球を行う権利』(日本学生野球憲章)をまも...
スポーツ仲裁

2021年10月31日水球女子決勝戦をめぐる2つの仲裁判断

2021年10月31日水球女子決勝戦をめぐって、同じ争点に関して異なる仲裁判断が出されました。 2023年1月18日仲裁判断(JSAA-AP-2021-007)と2023年9月29日付仲裁判断(JSAA-AP-2022-018)です。 詳細...
スポーツコンプライアンス

公益財団法人日本高等学校野球連盟70年史【日本高等学校野球連盟70年史編修委員会、2018年】

公益財団法人日本高等学校野球連盟70年史です。 2007~8年の高校野球特待生問題有識者会議委員の一人として、「高等学校野球の危機管理-常に検証を続けることの大切さ」のタイトルでコラムを執筆しています。
スポーツコンプライアンス

スポーツ・インテグリティをどう高めるか【季論21 48増大号、2018年】

フェアプレイ精神は、指導者にもアスリートにも大事である。 サッカーにおいて相手選手のユニフォームを引っ張り、動きを妨げることは、「ルール」(JFA競技規則第12条)では、「相手競技者を押さえる」行為としてファウルとされ、制裁の対象となってい...
障がい者スポーツ

スポーツの法律相談【青林書院、2017年】

2000年に発刊されたスポーツの法律相談【青林書院】の改訂版です。 菅原哲朗弁護士、森川貞夫日本体育大学教授、浦川道太郎早稲田大学教授と共に、私は共同監修者です。 監修と同時に、次の部分について執筆を担当しています。 ○ スポーツ事故/不当...
スポーツ外傷・障害

運動部活動の理論と実践【大修館、2016年】

運動部活動の指導にあたる教員を対象としたテキストです。  私は、「運動部活動の事故をめぐる法律知識」の項を担当し、安全に運動部活動を指導することを解説しています。  運動部活動を含むスポーツに伴う事故が発生し、その再発防止を考えるときに二つ...
ガバナンス

文部科学省体罰実態調査が示すもの【季刊教育法185号、2015年】

文部科学省は、2013年8月9日、「2012年体罰の実態把握について(第2次報告)」を公表しました。大阪市立桜宮高校バスケットボール部で顧問教諭から体罰を受けた男子生徒が自殺した事件を契機に行われた緊急調査です。  対象となった学校は、小学...
「暴力・暴言・ハラスメント」

日本のスポーツ・インテグリティーは危機的状況か【現代スポーツ評論32、2015年】

友添秀則(早稲田大学)先生、清水諭(筑波大学)と私とで「日本のスポーツ・インテグリティーは危機的状況か」のテーマで鼎談をしました。取り上げた話題は次のとおりです。 (1) スポーツ界の暴力・ハラスメント問題、 (2) 全柔連強化留保金の問題...
ガバナンス

スポーツ現場での暴力をどのようにして防ぐか【日本臨床スポーツ医学会誌 23巻2号、 2015年】

2015年1月24日に開催された「日本臨床スポーツ医学会2015年公開シンポジウム」は、「子ども達の健全な発育・発達とスポーツ」のテーマで開催されました。 発表者は次のとおりです。 ○ 小児のスポーツ障害・外傷/熊本大学大学院生命科学研究部...
「暴力・暴言・ハラスメント」

スポーツから事故と暴力をどう排除するか【季刊教育法184号、2015年】

季刊教育法184号は、「学校におけるセクシュアル・ハラスメントの実態と課題」の特集号です。  その中の座談会です。  「スポーツから事故と暴力を、どう排除するか」とのテーマで、菅原哲朗(弁護士)、望月浩一郎(弁護士)、伊東卓(弁護士)、大橋...