運動療法ガイド-正しい運動処方を求めて改訂4版【日本医事新報社、2006年】

 運動は健康に不可欠であり、医師が運動処方をする際の基本書です。私は、第3版に続き第4版でも「運動療法・運動処方に伴う事故の事例と法的問題」を解説しています。
運動療法・運動処方における診療契約上の義務を、①治療目的である疾患との関係で適正な運動療法を行う義務、②患者の素因,他の疾患,健康状態との関係で適正な治療を行う義務、③運動の種類,内容,強度,量の点において適正な運動療法を行う義務、④運動処方後の患者に対する経過観察,療養指示の義務について、事例を紹介して解説しました。