スポーツ事故のキーワードとしていつも出てくるのは、「想定外」、「予想外」、「まさか」といった言葉です。
しかしながら実際に生じた事故を検証すると、どんな事故も「初めて」というケースはなく、過去にも生じている事故です。知ろうとしないから、「想定外」になってしまう。
逆に言えば、「無知と無理が事故の原因」と言えます」
事故予防の出発点は、指導者が、過去の事故例をまず「知ること」です。自分が指導している競技でどんな事故が起こり得るのかということを知ってことが
いくつかの競技の事例を紹介しながら、スポーツ事故予防について解説をしています。