スポーツにおける真の勝利-暴力に頼らない指導【エイデル研究所、2013年】

 学校スポーツ部活動でなぜ、体罰を伴う指導がまかり通るのでしょうか。トップアスリート集団でなぜ人間の尊厳を奪うような暴力的な指導が行われるのか、その本質に迫り、「スポーツにおける真の勝利―暴力に頼らない指導」を示す書籍です。
 山口香(筑波大学体育系准教授)、吉川正博(元全日本女子バレーボール監督)、山本浩(法政大学教授)、菅原哲朗(キーストーン法律事務所代表)による座談会「スポーツにおける真の勝利―暴力に頼らない指導」が第1部です。
 第2部は、スポーツ指導者の体験談(インタビュー)です。
○ 野球 高嶋仁(智辯学園和歌山高等学校野球部監督)
○ ソフトボール 齋藤春香(弘前市教育委員会・2008年北京五輪日本代表監督)
○ バスケットボール 柴田勲(帝京長岡高等学校 男子バスケットボール部監督)
○ バレーボール ヨーコ・ゼッターランド(嘉悦大学准教授女子バレーボール部監督)
○ ソフトテニス 喜多明人(早稲田大学教授・子どもの権利条約総合研究所代表)
○ シンクロナイズドスイミング 金子正子(前シンクロ委員長・前JOC強化委員・専任コーチ)
○ ラグビー 山本巧(防衛大学校教授ラグビー部監督)
○ バドミントン 米倉加奈子(元JOCアシスタントナショナルコーチ)
○ サッカー 神川明彦(明治大学体育会サッカー部監督)
○ 応援部 葛西順一(早稲田大学教授応援部部長)。
 第3部は、スポーツにおける暴力の論文です。
 私は、「スポーツでの暴力をなくすための競技団体の課題」を執筆しています。