業務

労働災害職業病

労災補償と障害等級認定-中央労基署・山口頸部症候群事件・東京高裁判決【労働法律旬報1260号,1991年】

中央労基署vs山口光明「頸部症候群」事件(東京高裁1991年1月30日判決)を紹介して、労災保険法に基づく障害補償給付請求において、障害の内容と程度-障害等級-をめぐる争いについての判断手法について分析、検討をしました。  労基署は、障害等...
過労死

過労死を巡る諸問題-過労死の予防・補償・賠償の法律問題【自由と正義40巻9号、1989年】

自由と正義40巻9号(1989年9月号)は、「賠償医学を巡る諸問題」の特集です。岡村親宜弁護士との共同で「過労死を巡る諸問題」の総説を執筆しました。 「過労死」が社会的に注目されるようになったのは、「過労死」が、急成長をしている経済大国日本...
過労死

家具製造会社工場長の心筋梗塞死-労働保険審査会1989年2月8日裁決(業務上認定)の意義【労旬1214号、1989年】

労働保険審査会は1989年2月8日、家具製造会社工場長の心筋梗塞死について業務上と判断する裁決をしました。 医師・弁護士らでつくる「ストレス疾患労災研究会」は、1988年6月、働き過ぎが原因で脳血管・心臓血管疾患を患って倒れた人の労災補償に...