スポーツ事故を防ぐためにはどんな知識が必要か、どんな場合に管理者責任を問われるかなどについて、具体的な事故や問題について解説しています。解説をした事例は次のとおりです。
1 スピード社の水着(レーザー・レーサー(LR))を、北京オリンピックで競泳の日本代表選手が着られるかが問題となった事案。
2 サッカーの川崎フロンターレの我那覇選手のケースです。ドーピング禁止規定違反でJリーグから受けた処分に対して、これを不服とした我那覇選手がスポーツ仲裁裁判所(CAS)に提訴したのですが、CASはJリーグの処分を覆し我那覇選手の訴えを認める裁定を下した事案。
3 スポーツクラブ内で生じている①水泳、テニス、ゴルフ(ドライビングレンジ)、スキューバダイビングなどに置ける事故、②スポーツ施設が安全性に欠けると判断された事例、③パーソナルトレーナーによる事故、④インストラクター自身がケガをした事故。