ポイントがひと目でわかってどこでもできる-転倒・転落予防実践メソッド【じほう、2023年】

「ポイントがひと目でわかってどこでもできる-転倒・転落予防実践メソッド」【じほう、2023年】

医療事故のうち転倒・転落が占める割合は年々拡大しており、急性期病院、回復期病院、そして生活期の施設での転倒・転落予防は喫緊の課題となっています。さらに、在宅高齢者でも転倒・転落による事故も増加しています。
本書は、転倒や転落のリスクを最小限に抑えるための方法や、疾患ごとの適切な対応策、注意すべき薬剤、そして万が一転倒・転落が発生した場合の適切な対応方法を、さまざまな職種の方々が活用できるように、わかりやすく解説しています。
転倒や転落は、個人やその家族にとって深刻な問題です。身体的なけがや痛みだけでなく、心理的なダメージや生活の制約ももたらします。転倒・転落による合併症や疾患の悪化のリスクを最小限に抑えることは、社会全体で取り組む重要な課題です。転倒・転落予防の最前線で奮闘する皆様のお役に立つ書籍です。
私は共同執筆者の一人として、「第5章 転倒・転落事故への対応」の「2. 法的視点」の項を担当しています。