スポーツ外傷・障害

スポーツ外傷・障害

ゴルフ練習場でテイクバック中のクラブが隣接する打席の練習者にあたった事故【SECURITY SPORTS LIFE4号、1999年】

ゴルフ練習場でテイクバック中のクラブが隣接する打席の練習者にあたった事故判例(静岡地判1995年3月10日)についての判例評釈です。  ゴルフ練習場で、打席の中で、定められた利用方法に従ってプレイすることについては施設の安全性が求められます...
スポーツ外傷・障害

ウインドサーフィンで疾走中に波待ちのサーファーと衝突した事故における責任-大阪地裁平成9年6月13日判決【SECURITY SPORTS LIFE3号、1998年】

ウインドサーフィンで疾走中に波待ちのサーファーと衝突した事故についての大阪地裁1997年6月13日判決(判例タイムズ959号193頁)についての判例評釈です。  ウインドサーフィンとサーフボードとの衝突では初めての判決です。洋上スポーツにお...
スポーツ外傷・障害

卓球台を小学生に収納させる際の教師の責任-大阪高裁平成9年11月27日判決【SECURITY SPORTS LIFE2号、1998年】

収納中の折り畳み式卓球台を小学生に収納させた際に卓球台が転倒し、児童の1人が下敷きとなり傷害を受けた事故についての大阪高裁1997年11月27日判決(判時1636号63頁)の判例評釈です。  スポーツでは様々な用具を使用し、これの安全性が問...
学校スポーツ・体育

県立高校において正課の授業としてラグビーのモールを練習中、事故-福岡高裁平成9年7月15日判決【SECURITY SPORTS LIFE2号、1998年】

心臓疾患を有する小学校6年生がマラソン練習中に急性心不全死した事故についての大阪地裁堺支部平成5年12月12日判決の判例評釈です。  この判決では、学校側の責任は否定されていますが、現在では、学校における心臓検診の医学的水準が向上しており、...
スポーツ外傷・障害

スポーツと法・実践編-水の事故【スポーツジャーナル200~3号、日本体育協会、1997年】

日本体育協会の機関誌「指導者のためのスポーツジャーナル」200~203号(1997年7~9月)に水の事故のテーマで、①水泳スタート事故。②溺れる事故、③突然死の予防のテーマで、指導者が注意をすべき内容を掲載した。 (※本データは権利者の承諾...
スポーツ外傷・障害

プール飛び込み事故予防のための安全対策-プール構造と指導管理を中心に【デサントスポーツ科学18号、1997年】

プール飛び込み事故予防のための安全対策-プール構造と指導管理を中心に【デサントスポーツ科学18号、1997年】は、武藤芳照、太田美穂、上岡洋晴、野村照夫との共同論文である。 1986~93年度の8年間に、学校管理下における水泳で合計127件...
スポーツ外傷・障害

中高年のスポーツ医学【南江堂、1997年】

「望月浩一郎:中高年者のスポーツ事故における法的責任、中高年のスポーツ医学(田島直也、武藤芳照、佐野忠弘編)、p180-183,1997,南江堂」より許諾を得て転載。無断での転載・複製等は厳禁いたします。)
スポーツ外傷・障害

学校プールでの事故の法律上の論点【月刊スクールサイエンス29巻269号、1996年】

日本水泳連盟は、1996年11月23日、学校における水泳指導と事故予防のテーマで「水泳医・科学シンポジウム」を開催した。 私は、「学校プールでの事故の法律上の論点」として、①水泳プール事故と訴訟の現状が、プールでのスタート事故と溺水事故が2...
学校スポーツ・体育

判例を基に施設に警鐘鳴らす-飛び込み事故防止策は十分でない【月刊体育施設25-8、1996年】

月刊体育施設は、体育施設関係企業が読者となっている月刊誌です。  プールの安全を考えるという特集です。編集部は次のとおり企画を語ってます。  「あなたのプールは安全ですか」。この問いに「大丈夫です。安全です」と胸を張れる施設にしていこうと日...
スポーツ外傷・障害

学校におけるスポーツ医学【文光堂、1996年】

学校スポーツの医学の基本書です。  法律家である私は、プールでの飛び込み事故判例を紹介し、プール飛び込み事故の原因と対策を解説しました。