スポーツ外傷・障害

スポーツ医学

運動療法ガイド-正しい運動処方を求めて改訂4版【日本医事新報社、2006年】

運動は健康に不可欠であり、医師が運動処方をする際の基本書です。私は、第3版に続き第4版でも「運動療法・運動処方に伴う事故の事例と法的問題」を解説しています。 運動療法・運動処方における診療契約上の義務を、①治療目的である疾患との関係で適正な...
スポーツ外傷・障害

熱中症事故の予防と対策-判例から導く施設管理者の義務と責任【月刊体育施設35巻7号、2006年】

月刊体育施設35巻7号(2006年4月)は熱中症事故の予防と対策の特集号です。 判例から見た熱中症事故の予防と対策を紹介しました。熱中症に関して、指導者・施設管理者の責任が問われた事件で公判集に掲載された事件は14事件(内刑事事件2件)16...
スポーツ外傷・障害

公園でのキャッチボール中のボールが胸部に当たった心臓震盪死事故判決-仙台地判平成17年2月17日【日本スポーツ法学会年報12号、2005年】

公園でのキャッチボール中のボールが胸部に当たった心臓震盪(しんとう)死事故判決-仙台地判平成17年2月17日の判例評釈です。 小学校4年生が、公園で、軟式ボールを使って友人とキャッチボールをしていたところ、それたボールが10歳の児童にあたり...
学校スポーツ・体育

プールにおけるスタート事故の原因と対策【季刊教育法135号、2002年】

日本体育・学校健康センターの学校事故に関する保険給付統計(1986~98年)によると、教育活動としての体育活動に伴い後遺障害を残した事故(小学・中学・高校・高専)は5,497件ありますが、この内水泳での事故は142件であり全体の2.6%を占...
スポーツ外傷・障害

プールでの事故と補償【HEAlTH NETWORK2001年7月号】

HEALTH -NETWORKは、日本エアロビックフィットネス協会の機関誌です。インストラクターに対する事故予防のポイントのインタビュー記事です。プールを有する施設が多いため、プールでの事故と補償の問題を解説しています。
スポーツ外傷・障害

インストラクターとしての事故予防【HEALTH NETWORK2001年6月号、2001年】

HEALTH -NETWORKは、日本エアロビックフィットネス協会の機関誌です。インストラクターに対する事故予防のポイントのインタビュー記事です。「免責約款があれば大丈夫!」という間違った対応をしないように判例に基づいてインストラクターの義...
スポーツ外傷・障害

スポーツ施設における管理者責任・使用者責任【スポーツジャーナル235号、2001年】

スポーツ施設利用契約の当事者は、スポーツ施設の運営主体であるスポーツクラブなどの運営主体(以下「運営主体」という)である。契約上の責任は、契約当事者の運営主体が責任を負うことになり、「館長」「支配人」などの肩書きで現実に管理を担当する個人は...
スポーツ外傷・障害

判例に見る排水口事故の現状と対策【月刊体育施設30巻2号、2001年】

日本では、学校プールの設置は1960年代から急速にすすみ広く普及した。現在使用されているプールのほとんどが循環浄化装置を採用し、プール底面ないし側面(水中、オバーフロー面)に設置された水の取り入れ口からプールの水を循環浄化装置に送っている。...
スポーツ外傷・障害

ジュニアスポーツと安全【日本スポーツ少年団監修、三省堂、2000年】

ジュニア期の子どものスポーツには夢があります。 しかし、ときおり頭の隅をよぎるのはケガや事故の心配です。危険に対する判断能力が未発達なジュニア期のスポーツ指導においては、安全対策には、どんなものがあるでしょうか。 ことさらスポーツ事故を恐れ...
スポーツ外傷・障害

心臓疾患を有する小学校6年生がマラソン練習中に急性心不全死した事故-大阪地裁堺支部平成5年12月12日判決【SECURITY SPORTS LIFE4号、1999年】

心臓疾患を有する小学校6年生がマラソン練習中に急性心不全死した事故についての大阪地裁堺支部平成5年12月12日判決の判例評釈です。  この判決では、学校側の責任は否定されていますが、現在では、学校における心臓検診の医学的水準が向上しており、...